「暫定」なのは、全キャラでプレイしたわけではないため。順番は、単独プレイ記の攻略順。
※ディアスをやたらと褒めているが、実際に難易度は段違いに低い。「オマケ攻略」(プレイ記参照)であそこまで行けるのは多分彼だけ。

基本的に、「動作の短い近接攻撃」「有効な遠距離攻撃」を持つキャラが強い。
連続攻撃系の技は、外れた時にスキができるので、単独プレイでは致命的。
遠距離攻撃の有効性は、間合いや発生の速さなどを総合して評価される。潰されやすいもの・反撃を受けやすいものは、もちろん使えない。

加えて、「回避(AVD)の高さ」が重要になる。
ふるい落としポイントは、ミカエル&ハニエル戦とガブリエ・セレスタ戦。
特に後者は、完全ガード水準に届かないと、撃破するのは多分無理。
十分な回避の確保が不可能なルシフェル戦も詰みやすい。(……術師ならどうとでもなるが)



キャラクター評価



ディアス

 攻撃力(ATK)・命中(HIT)・GUTSの高さが強み。
 武器の『クリムゾン-D-』には、「常に怒り(与ダメージ2倍)になる」という特殊効果があるため、実質的な火力は群を抜く。
 通常攻撃の使えなさも、それを補って余りあり過ぎる必殺技のおかげでカバー可能。
 実際、運用上の欠点としては、『ミスリルドレス』を装備できないというくらいしか思い当たらない。
 そのために、イセリア・クィーンに対し完全ガード水準の回避を自力で確保することはできないものの、それ以外ではほぼ問題なく戦える。

 必殺技は、『空破斬(Lレンジ)』が反則レベル。
 射程∞は圧巻で、高スピードかつ連射可能、対空OKで大型浮遊系の敵には多段ヒットするという、無類の性能を誇る。
 『ケイオスソード』は、熟練度が上がると2HITしダメージも上がるので、接近戦ではこちらが有効。
 どちらも最初から使え、発動が速く消費MPが少ないため、この2つだけで押していける。
 『夢幻』は修得が遅すぎるのに加え、微妙に潰されやすい気がしたので使用しなかった。
 『鳳吼破』も発生が速いが、やはり修得が遅めで消費MPも多いことから、結局使わず。

 PSP版について
 『マーヴェルソード』が必中兵器になっているため、解禁すると鬼と化す。しなくても強いのは相変わらず。
 通常攻撃の2・3撃目は性能がいいものの、やはり1撃目が遅く、使いにくい。





チサト

 命中(HIT)と回避(AVD)の高さが目を引くキャラ。
 特に回避については、イセリア・クィーンから完全ガード水準を確保可能。

 問題なのは、攻撃面。
 『サイキックガン』は、必中武器であると同時に最強武器(ウィアードスレイヤー除く)であるため、封印すると低めの攻撃力がさらに落ちてしまう。
 それ以上に、通常攻撃と必殺技がことごとく使いづらいのが大問題。
 最初から修得している『つむじ風』は、ガードされなければハメることも可能で、非常に強い。
 が、熟練度が100以上になると動作時間が長くなるので、有効利用できる期間が限られる。
 『バーニングカーズ』は一部の敵に効果的だが、発生が遅く潰されることが多い。
 通常攻撃はヒットの直前に浮くらしく、この瞬間に攻撃を受けるとガード不能になる様子。
 事故発生を完全防止するのは困難で、代替となるのが低熟練度の『つむじ風』くらいしかないため、かなり困った性質。
 そうでなくともヒット後の硬直時間が長く、使い勝手はよいとは言えない。
 加えて、有効な遠距離攻撃を持たず、移動スピードの速い敵を捕捉しづらい。
 格闘系でありながら、タイマンに向いた性能とは言い難いので、回避の高さを盾にしての立ち回りが求められる。

 PSP版について
 通常攻撃後のスキが小さくなり、被弾事故も起こらなくなっている(多分)ため、使い勝手は大幅に向上した。
 おかげで『旋風(つむじ風)』を温存できるようになり、有効活用しやすくなった。





クロード

 攻撃力(ATK)に加え、『オーディンヘルム』を装備できることからGUTSが高い。
 必殺技は、硬直時間が短い連続ヒット技『吼竜破』をはじめ、近・遠距離とも使いやすいものがそろっている。
 反面、どの技も一長一短で、微妙に痒いところに手が届かず中途半端な感は否めない。
 『空破斬(Lレンジ)』は、スピードが遅く対空能力はないものの、射程∞という特質はやはり強い。
 火属性というネックはあるが、接近戦では『バーストナックル』が有用。
 『双破斬』は技の最中に浮くのが困る。『吼竜破』『鏡面刹』は修得が遅すぎるのが残念。

 レベル4でシンを倒せとかいう暴挙はあるものの、四つの場までに追いつくので、レベルの問題はなくなる。
 『エターナルスフィア』は作成不可。(武具大会で負ける必要があるため)
 ステータスに関しては、HPと命中(HIT)、何よりAGLの低さが気になる。
 『聖剣ファーウェル』が手に入るのは最終盤なので、回避(AVD)不足は決定的。
 相性の悪い相手は少ないが、例の二人組戦(ミカエルとハニエル)でふるい落としに。

 PSP版について
 通常攻撃(対空)が使いやすくなったため、シン戦・サイナード戦の難易度が下がった。
 『兜割』の性能も大幅に向上したものの、何だかんだで不都合が多く、あまり使わず。
 結局、一番活躍したのは『空破斬』だったり。モーションが速くなった?ためか、例の二人組戦の突破にも成功している。





オペラ

 発生の速い通常攻撃と、ホーミング機能のある必殺技『αオンワン』が有用。
 『ハイパーランチャー』は使いどころを選ぶが、キマれば強力。
 「動作の短い近接攻撃」「有効な遠距離攻撃」の両方を備えているので、性能はかなり安定している。
 加えて、通常攻撃(対空)の秀逸さは特筆モノ。
 全キャラ中、もっとも高い回避(AVD)を確保できるのも、実は彼女だったりする。

 ネックになるのは、攻撃力(ATK)と命中(HIT)の低さ。
 アクセサリー欄が『フィートシンボル』でうまりやすいので、火力の補強が難しい。
 さらに有用な必殺技は消費MPが多いため、小まめに回復しないとすぐにMP切れになる。
 困るほどではないが、移動が遅めで、やや立ち回りに不便を感じる場面も。
 『ハイパーランチャー』はイマイチ使いでがないので、無理に修得する必要は多分ない。
 相性の悪い相手がパラパラと存在するものの、多くの場合、ステータス不足は攻撃性能の高さでカバーできる。





エルネスト

 チサトと並んで全キャラ中トップのAGLと、回避(AVD)を上げる必殺技『クラウドダスト』が最大の特徴。
 そのため、男性キャラで唯一、イセリア・クィーンから完全ガード水準の回避を確保できる。

 ……困るのは、長所がそれしかないこと。(爆)
 通常攻撃は遅く、『スパイラルウィップ(Sレンジ)』は発生が速いわりにスキが大きい。
 『ディメンションウィップ』は間合いが狭く、『アークアタック』は浮くと、中盤はどの攻撃も決定力に欠ける。
 『サウザンドウィップ』を覚えれば多少は安定するが、全体的にスキが大きく、敵の反撃を受けやすい。
 肝心の『クラウドダスト』も修得が遅く、ふるい落としポイントに間に合わない。結局、例の二人組で詰み。
 『ブロークンハート』は未修得なので、単独プレイ記における使い勝手は不明。
 攻撃全般の間合いが広めなので、あまり近くで使うとジャンプしてしまい、相手の攻撃が必中になりやすいので注意。
 有効な遠距離攻撃も持たず、はっきり言って難易度は「オマケ攻略」より高い。
 なぜか『リフレックス』を装備できないため、光属性の無効化が不可&防御力が低いのも大問題。




未プレイキャラクターについて



アシュトン
 通常攻撃が高性能。発生が速くモーションも短い。必殺技は……。
 『オーディンヘルム』を装備できるので、ステータスはGUTSと攻撃力(ATK)が高い。
 AGLの初期値は低いものの、武器による補正で回避(AVD)はカバー可能。


プリシス
 スキル『機能美』が最初からLV4なのに対し、AGL初期値が5と低い。
 そのため、『ピエティ』による補強も十分に活きず、『ミスリルドレス』を装備可能でありながら回避(AVD)が低いキャラとなっている。
 例の二人組やガブリエ・セレスタから完全ガード水準の回避を確保できないので、ふるい落としに遇うと思われる。


ボーマン
 エクスペル編での『スターガード』入手は不可。(プリシスの加入が条件となるため)
 初期AGLの低さから、回避(AVD)は十分に確保することができない。
 そのため、例の二人組やガブリエ・セレスタ戦といったふるい落としポイントで詰む可能性が。


術師 (レナ・セリーヌ・レオン・ノエル)
 全くの未知数。時間さえかければ、高い回避(AVD)を確保できるレナ・セリーヌあたりは意外といけるかも。





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